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2012年〜乗っ込みチヌ釣り2022年 5回目
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釣り場に向かい車を走らせ釣り場のある漁港への脇道に入るとき一瞬対向してきた軽トラが先に入った。 しかし、先に入った軽トラはすぐに脇に避けて進路を譲ってくれた。 全然軽トラを煽ったりはしていない。アオリイカ釣りは大好きだが。
釣り場に着くと先客は誰もいない。ラッキーと思って一つ荷物を下ろしたら先ほど進路を譲ってくれた軽トラが来た。 何を狙うのですか?と聞かれたので 「チヌ」 と答えた。 すると残念そうな表情を見せたので「車を詰めましょうか?」と言ったら 「いやいいです。」と言ってUターンしていった。
てっきり工事関係の軽トラかと思っていたがライバルだったのだ。 きっと進路譲ったことを後悔しているんだろうな。
後日談になるが3日後にスクーターで釣り場を見に行ったらそれと思われる軽トラが停まっていて自分と同じポイントで竿をだしていた。 このそこそこ長い石積の波止でも釣れるポイントは一か所でみんなそのポイントを狙っているのがよくわかる。
とりあえず、自分のポイントは確保できた。 風無し、波無し、そして釣果無し、となるだろうか。 透明度も高くチヌの警戒心は強いだろうと思える。 餌取のオセンは活発で水面に波紋が出るくらい浮いてきている。
大潮なのに潮の流れはとてもゆるい。 理想の流速の半分くらいしかない。 コッパグレも釣れたがベラが釣れた。 ベラは夏によく釣れる魚だ。
もうそんな水温になってきたのだろう。 徳島県の人はベラを食べない。 釣りあげたら憎そうに地面に叩きつけて踏みつける。 香川県ではスーパーで高値で売られている。
餌取が活発な時は自分の技術では太刀打ちできない。
今日は風もほとんどないのになぜか仕掛けが絡まるトラブルがやけに多い。 仕掛けのトータルバランスが悪いのと自分の老化が加速しているのだろう。
1号のハリスはもちろん1.5号の色付き道糸さへ見えないことが多い。
最悪は一番狙いたい時間帯の時に仕掛けが絡まり作り直して第1投で即絡まってまた初めから作り直しというパターンだ。
いい地合いにすごく時間をロスしてしまう。 過去にも何度も経験しているが気持ちが焦っているというメンタル部分があるのだろう。 そしてそういうときのメンタルは今日はダメかも と自分で負けを認めてしまっている。
仕掛けが絡まった時は糸を切り捨てて新しく作り直すかもつれた糸を根気よく解いていくか、どちらが早くて次の展開に有利かを考える。
今回は複雑にもつれた糸を根気よく解いていく方法を選んだ。 その場合、糸に折れくせがついて糸の強度が落ちるというリスクがある。 40センチクラスがきたら切れる恐れが十分にある。 もうそれはそれで仕方ないよなと思いながらなんとか解きほぐして再開した。
結局そこから2時間くらい粘ったがアタリもなくついにあきらめた。 今シーズンはこれで終わりにしようかと思う。 2年連続で40センチ台を釣ることができなかったということが確定してしまうかも知れない。 もうこれで16度台は来れないだろうから。
餌が残っているのでチヌは諦めて後日コッパグレなど小物で遊んでみるか。
今年は5回出撃した乗っ込みチヌ釣りで3回ボーズということになった。 そして35センチと37センチのチヌ各1匹のみで40センチ台は釣れなかった。
一番感じたのは自分の老化が加速しているという事実だ。
2歳の子供が1年たって3歳になると行動も言葉もものすごく成長しているだろう。 39歳が40歳になってもあまり変化は感じないだろう。 69歳から70歳になると身体の動きに加速度的に老化しているなと感じる。同じ一年で年齢により一年はずいぶん違う。
もうすぐ71歳になるので来年はチヌ釣り出来る体力があるかどうかはわからない。
いつかという日は来ない。
